ステロイドがアトピーに効くのは、
【抗炎症作用】と【免疫抑制作用】によります。
ステロイドの【抗炎症作用】は、2つの経路を取ることで
発揮されます。
1つは、炎症を抑える作用を持つたんぱく質の生産を
促進すること。
もう1つは、炎症を起こすのに必要なサイトカインや
ケモカインなどの産生を抑えることです。
このダブル・ブロックの効果は、細胞の中に入り込んで
細胞の核に働きかけることから起こる(=炎症の起こる根元から断つ)
ので、非常に強いものです。
ついで、【免疫抑制作用】ですが、
アレルギーは、免疫反応が過剰に起こって起こるもの
なので、免疫自体が抑えられると、当然、アレルギー
反応は治まってきます。
アトピーの病変部分の炎症と、過剰な免疫反応の
両方を同時にブロックすることで肌を沈静化する。
それがステロイドがアトピーに強烈に利く理由です。